先日、知り合いの外国籍の人に

日本の不動産販売図面の写真を送ったところ

「6帖は何平米ですか？」と質問されました。

そういえば、日本では土地、建物の面積は

よく平米と坪で表記し

部屋の大きさはよく帖（畳）で表記しますよね。

不動産の面積を計量する際に使われる正式な単位は平米ですので、坪から平米、帖（畳）から平米への計算式を覚えておくと便利です。

◇坪と平米

　坪から平米：　坪数÷0.3025

　平米から坪：　平米数×0.3025

　※1坪は約3.3平方メートルです。

◇帖（畳）と平米

　帖から平米:　帖数×1.62

　平米から帖:　平米数÷1.62

※「畳」は和室の広さを表す際に使われています。

　「帖」は最近洋室が増えたため和室と見分けやすいように 使用され始めたのですが、和室でも洋室でも使用できる単位

ですので、「帖」で統一されている場合もあります。

※畳1枚分である1帖の広さは、一般的に「1.62平方メートル」以上です。

　これは、不動産公正取引協議会連合会の「不動産の表示に関する公正競争規約及び執行規則」によって定められています。

　しかし、昔は住宅の建築方法が地域によって異なっていたため、エリアが変わると畳のサイズが異なります。

　畳1枚の規格サイズ、４タイプを紹介いたします。

　①京間（きょうま）/本間間（ほんけんま）

　縦が191㎝、横が95.5㎝    面積はおよそ1.82平方メートルです。

　京都を中心に主に関西エリアで使用されています。

　②中京間（ちゅうきょうま）/三六間（さぶろくま）

　縦が182㎝、横が91㎝ 　　面積はおよそ1.66平方メートルです。　   ※一般的な畳のサイズに最も近い

   愛知県や岐阜県などの中京地方のほか、

　岩手県、山形県、福島県、沖縄県の一部で使用されています。

　③江戸間（えどま）/五八間（ごはちま）

　縦が176㎝、横が88㎝　　面積はおよそ1.55平方メートルです。

　全国で使用されている畳のタイプです。

　④団地間（だんちま）/五六間（ごろくま）

　縦が170㎝、横が85㎝　面積はおよそ1.45平方メートルです。

　団地で大く採用されています。

　以上でございますが、これらの基本情報を知っておくことで、

　部屋の広さについて理解しやすくなるでしょう。

　今週も頑張ります。

秋葉原不動産会社㈱虹プランニング

松本　マサキより