不動産用語~葺と陸屋根区~
作成者: harazaki 作成日: 2024年10月22日(火曜日) 訪問数: 70
不動産知識
秋ですが暑い日もあったり寒かったり、、、
好きな季節なのに、何年か先の未来で秋がなくなるのでは?と感じるアシスタントの原崎です。
9月10月はありがたいことに契約や決済が立て続いて嬉しい悲鳴でした。
重要事項説明書や契約書を作成していて、そういえば…と思ったことを今日はご説明したいと思います。
登記簿謄本などで見かける「かわらぶき」「陸屋根」
「かわらぶき」って「瓦葺」と漢字で書くのと違いがあるの?
「陸屋根」なんて読むの?
まず「かわらぶき」
お互い重なり合うような曲面の形状に作られた粘土製等の板を瓦と言い、
その瓦で屋根を覆うことを瓦葺と言います。
耐火性や耐久性に優れている屋根ですが、加重が大きく吸水性が高いのがデメリットです。
粘土製以外にも、金属瓦・セメント瓦・コンクリート瓦などが使用されることもあります。
戸建て住宅でよく見かけますね。
では、平仮名表記と漢字表記の違いは??
意味合いとしては同じ屋根が瓦なので変わりはありません。
ただ、平成17年の法改正時に「瓦」「葺」という漢字が常用漢字ではないという理由で
登記の表記が平仮名で「かわら」「ぶき」と変更されました。
もし登記簿謄本見て、「瓦葺」と漢字で表記されていたら、建築時期が古いということ。
「かわらぶき」と平仮名表記の場合は、建築時期が新しいということになります。
ではマンションは屋根や屋上部分が平べったいイメージがあります。
この水平もしくはほとんど勾配のない屋根で、
一般的には鉄筋コンクリート造建築に使用されている屋根形式の一つを陸屋根(ろくやね)と言います。
謄本上にも表記されている言葉なので、見る機会があればチェックしてみてください。
最近では戸建て住宅でも陸屋根を採用している住宅も増えてきました。
太陽光を設置したり屋上スペースとして利用でき、屋根が平らなのでお掃除など作業もしやすく
メンテナンスがしやすいことがポイントとなります。
ただ、水はけが悪いので防水処理をしておかないと雨漏りする危険性もあります。
また建物構造や材質・断熱材にもよりますが、屋根と天井の間に空間がないと、
屋根に当たる日差しが天井面の温度を上昇させ、最上階が蒸し暑くなる場合もあります。
外観や間取、共用部分などすぐに目につく部分は家を買うときにチェックをしますが
快適に過ごす生活空間には、屋根の特徴もポイントとして知っておくと良いかもしれません。
それでは秋葉原の不動産会社「虹プランニング」を何卒宜しくお願い申し上げます☆
会員
運営
株式会社 虹プランニング
東京都千代田区神田松永町16
横川ビル401
TEL:03-3255-8787
FAX:03-3255-8789
AM9:30〜PM6:30
定休日: 水曜日
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好きな季節なのに、何年か先の未来で秋がなくなるのでは?と感じるアシスタントの原崎です。
9月10月はありがたいことに契約や決済が立て続いて嬉しい悲鳴でした。
重要事項説明書や契約書を作成していて、そういえば…と思ったことを今日はご説明したいと思います。
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「かわらぶき」って「瓦葺」と漢字で書くのと違いがあるの?
「陸屋根」なんて読むの?
まず「かわらぶき」
お互い重なり合うような曲面の形状に作られた粘土製等の板を瓦と言い、
その瓦で屋根を覆うことを瓦葺と言います。
耐火性や耐久性に優れている屋根ですが、加重が大きく吸水性が高いのがデメリットです。
粘土製以外にも、金属瓦・セメント瓦・コンクリート瓦などが使用されることもあります。
戸建て住宅でよく見かけますね。
では、平仮名表記と漢字表記の違いは??
意味合いとしては同じ屋根が瓦なので変わりはありません。
ただ、平成17年の法改正時に「瓦」「葺」という漢字が常用漢字ではないという理由で
登記の表記が平仮名で「かわら」「ぶき」と変更されました。
もし登記簿謄本見て、「瓦葺」と漢字で表記されていたら、建築時期が古いということ。
「かわらぶき」と平仮名表記の場合は、建築時期が新しいということになります。
ではマンションは屋根や屋上部分が平べったいイメージがあります。
この水平もしくはほとんど勾配のない屋根で、
一般的には鉄筋コンクリート造建築に使用されている屋根形式の一つを陸屋根(ろくやね)と言います。
謄本上にも表記されている言葉なので、見る機会があればチェックしてみてください。
最近では戸建て住宅でも陸屋根を採用している住宅も増えてきました。
太陽光を設置したり屋上スペースとして利用でき、屋根が平らなのでお掃除など作業もしやすく
メンテナンスがしやすいことがポイントとなります。
ただ、水はけが悪いので防水処理をしておかないと雨漏りする危険性もあります。
また建物構造や材質・断熱材にもよりますが、屋根と天井の間に空間がないと、
屋根に当たる日差しが天井面の温度を上昇させ、最上階が蒸し暑くなる場合もあります。
外観や間取、共用部分などすぐに目につく部分は家を買うときにチェックをしますが
快適に過ごす生活空間には、屋根の特徴もポイントとして知っておくと良いかもしれません。
それでは秋葉原の不動産会社「虹プランニング」を何卒宜しくお願い申し上げます☆
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