~所有権と借地権って何が違うの?~
作成者: a.suzuki 作成日: 2025年9月09日(火曜日) 訪問数: 20
不動産知識

こんにちは!事務の鈴木2号です♪
ようやくHPの復旧も一段落し、消えてしまった物件情報なども見られるようになりました~!
ぜひこの機会にご覧いただければと思います♪
さて、最近、自社の販売図面だけでなく、他社のものもよく見るようになって、ふと気付いたことがあるんです。
権利/「所有権」、「借地権」、「旧地上権」etc..
皆さんも物件を探している時や、不動産の広告を見ている時など目にしたことはありませんか?
なんとなく聞いたことがあっても、実際の違いを詳しく知っている方は少ないかもしれません。
ということで!
今回は、不動産の基本となる「所有権」と「借地権」について、わかりやすくご紹介したいと思います!
(「旧地上権」については、また別の機会にまとめますね!)
◆所有権とは?
所有権とは、その土地や建物を自由に使える最も強い権利のことです。
例えば、自分の土地を持っていれば、建物を建てることも、人に貸すことも、売却することも、すべて所有者の判断で行えます。
もちろん法律の範囲内での利用になりますが、自由度が非常に高い権利です。
多くの戸建住宅や分譲マンションは、この「所有権」で取引されており、住宅ローンの利用や将来売却する際にも手続きがしやすいのが特徴です。
◆借地権とは?
一方、借地権とは、他人の土地を借りて建物を建て、その土地を使う権利のことです。
借地権は「借地借家法」という法律に基づいていて、契約期間は30年以上が一般的です。更新して引き続き使うこともできます。
ただし、借地権はあくまで「借りている権利」であるため、土地を所有しているわけではありません。そのため、建物を建て替えるときや売却するとき、土地の所有者(地主/底地権者)の承諾が必要になるケースが多いのがポイントです。
●所有権と借地権の違い
では、実際に所有権と借地権では何が違うのでしょうか?大きく分けると次のようになります。
・所有権:土地・建物を自由に利用できる。地代は不要。
・借地権:土地は借り物なので、地代の支払いが必要。建替や売却には地主の承諾が必要になることが多い。
そのため、借地権付きの物件は所有権の物件よりも価格が安めに設定されている場合があります。
購入時には「安い!」と感じられるかもしれませんが、地代の支払いや更新の際の承諾料など、将来的にかかる費用も考えて検討する必要があります。
●借地権付き物件のメリット・デメリット
・メリット:価格が抑えめ!
人気エリアや駅近であっても、所有権の物件より手の届きやすい価格帯になっていることがあります。
・デメリット:自由度が低い…
建替えや増改築に地主の承諾が必要だったり、更新の際に条件交渉が発生したりと、所有権物件にはない手間がかかります。
●まとめ
所有権と借地権は、どちらも不動産を利用する権利ですが、自由度と将来的な費用に大きな違いがあります。
・所有権=自由に使える完全な権利
・借地権=期限付きで借りて使う権利
と覚えておくとわかりやすいでしょう。
物件を探す際には、価格だけでなく「所有権なのか、借地権なのか」を必ず確認して、将来の暮らし方やライフプランに合うかどうか考えることが大切ですね。
では、今後とも秋葉原にある不動産会社『虹プランニング』をよろしくお願いいたします!
会員
運営
株式会社 虹プランニング
東京都千代田区神田松永町16
横川ビル401
TEL:03-3255-8787
FAX:03-3255-8789
AM9:30〜PM6:30
定休日: 水曜日

こんにちは!事務の鈴木2号です♪
ようやくHPの復旧も一段落し、消えてしまった物件情報なども見られるようになりました~!
ぜひこの機会にご覧いただければと思います♪
さて、最近、自社の販売図面だけでなく、他社のものもよく見るようになって、ふと気付いたことがあるんです。
権利/「所有権」、「借地権」、「旧地上権」etc..
皆さんも物件を探している時や、不動産の広告を見ている時など目にしたことはありませんか?
なんとなく聞いたことがあっても、実際の違いを詳しく知っている方は少ないかもしれません。
ということで!
今回は、不動産の基本となる「所有権」と「借地権」について、わかりやすくご紹介したいと思います!
(「旧地上権」については、また別の機会にまとめますね!)
◆所有権とは?
所有権とは、その土地や建物を自由に使える最も強い権利のことです。
例えば、自分の土地を持っていれば、建物を建てることも、人に貸すことも、売却することも、すべて所有者の判断で行えます。
もちろん法律の範囲内での利用になりますが、自由度が非常に高い権利です。
多くの戸建住宅や分譲マンションは、この「所有権」で取引されており、住宅ローンの利用や将来売却する際にも手続きがしやすいのが特徴です。
◆借地権とは?
一方、借地権とは、他人の土地を借りて建物を建て、その土地を使う権利のことです。
借地権は「借地借家法」という法律に基づいていて、契約期間は30年以上が一般的です。更新して引き続き使うこともできます。
ただし、借地権はあくまで「借りている権利」であるため、土地を所有しているわけではありません。そのため、建物を建て替えるときや売却するとき、土地の所有者(地主/底地権者)の承諾が必要になるケースが多いのがポイントです。
●所有権と借地権の違い
では、実際に所有権と借地権では何が違うのでしょうか?大きく分けると次のようになります。
・所有権:土地・建物を自由に利用できる。地代は不要。
・借地権:土地は借り物なので、地代の支払いが必要。建替や売却には地主の承諾が必要になることが多い。
そのため、借地権付きの物件は所有権の物件よりも価格が安めに設定されている場合があります。
購入時には「安い!」と感じられるかもしれませんが、地代の支払いや更新の際の承諾料など、将来的にかかる費用も考えて検討する必要があります。
●借地権付き物件のメリット・デメリット
・メリット:価格が抑えめ!
人気エリアや駅近であっても、所有権の物件より手の届きやすい価格帯になっていることがあります。
・デメリット:自由度が低い…
建替えや増改築に地主の承諾が必要だったり、更新の際に条件交渉が発生したりと、所有権物件にはない手間がかかります。
●まとめ
所有権と借地権は、どちらも不動産を利用する権利ですが、自由度と将来的な費用に大きな違いがあります。
・所有権=自由に使える完全な権利
・借地権=期限付きで借りて使う権利
と覚えておくとわかりやすいでしょう。
物件を探す際には、価格だけでなく「所有権なのか、借地権なのか」を必ず確認して、将来の暮らし方やライフプランに合うかどうか考えることが大切ですね。
では、今後とも秋葉原にある不動産会社『虹プランニング』をよろしくお願いいたします!
会員
運営
株式会社 虹プランニング
東京都千代田区神田松永町16
横川ビル401
TEL:03-3255-8787
FAX:03-3255-8789
AM9:30〜PM6:30
定休日: 水曜日