用途地域って?
作成者: suzuki 作成日: 2024年4月27日(土曜日) 訪問数: 204
不動産知識

みなさんこんにちは。
営業の鈴木です。
本日からGWということもあり最大10連休とられる方も多いのではないでしょうか?
遊びに行かれる方は気を付けていってらっしゃいませ♪
話はすごい変わりますが、不動産において販売されてるチラシやSUUMOなどにかかれている項目で、用途地域という項目があります。
用途地域とはなにかご説明できればと思います。
「用途地域」とは「計画的な市街地を形成するために、用途に応じて13地域に分けられたエリア」のことです。建てられる建物等の
種類や大きさなどが制限されているので、結果として地域毎に住み心地や暮らしが異なります。
では、なぜ13地域に分けられているのでしょう。例えば住宅の隣に大きな商業施設や工場、学校や公園がごちゃごちゃと建っている
と、日当たりや騒音、公害などで住みにくい環境になってしまいます。一方の工場にとっても、例えば大型トラックが通りにくいとか
渋滞が発生しやすいなどで、効率が悪い環境になることが考えられます。そうなると住んでくれる人も、そこで工場を建てたいと考え
る企業もどんどん減ってしまいます。
そこで国は都市の健全な発展を目的に「都市計画法」を定め、この法律に基づいて都道府県知事が「都市計画」を立てています。具体
的には地域を下記の3つに分けます。
都市計画区域とそれ以外の区域
(1)都市計画区域_計画的に街づくりを進めるエリア
(2)都市計画区域外_人があまりいない地域なのでとりあえず市街地化計画をしないエリア
(3)準都市計画区域_人があまりいないけれど重要なので制限を設けておこうというエリア
さらに上記(1)「都市計画区域」と定められたエリアを、下記の3つに分けます。
都市計画区域内の区分
(A)市街化区域_既に市街地を形成している区域や、今後優先して計画的に市街地化を図るべきエリア
(B)市街化調整区域_農地や森林などを守ることに重点を置くエリア
(C)非線引区域_計画的に街づくりをする予定だが、とりあえずは現状のままにしておくエリア
さらにさらに、(A)市街化区域を「景観を守る」や「防火対策」など用途や目的等に応じて21地域の「地域地区」に分割します。
このときの21地域の中の1つに「用途地域」があります。
用途地域は現在13地域あります。現在、というのはおおむね5年に一度見直しができるためです。用途地域の種類が増減することはほ
とんどないのですが、2019年4月から「田園住居地域」という用途地域が追加され、13地域になりました。
田園住居地域が追加された理由は、今後都市部の農地が一気に住宅地化する可能性が高くなったからです。これまで都市部で農地を営
む場合、固定資産税などが一般農地同様に低い税率に抑えられてきました。その代わりに30年間の営農義務が課せられていたのです
が、2022年にその期限が切れるのです。そのため農地が一気に宅地に変わる可能性が高いというわけです。
宅地が一気に増えてしまうと街の緑が減って住宅が増え、自然環境など計画的な街づくりや周辺の土地価格にも影響します。
そのため農地と市街地の共存を図る目的で田園住居地域が追加されたのです。
こんなに長く説明してて自分でも意味が分からなくなってきました。。。
簡潔にいうと、用途地域とは「その地域にどんな建物が建てられるかを、行政が定めた都市計画」にことになります。
最初からそう書けよ。。。って思った皆さん!長々とここまで読んでいただきありがとうございました!
(大変申し訳ありませんでした。。。)
それでは引き続き秋葉原にある【虹プランニング】をよろしくお願いします。
会員
運営
株式会社 虹プランニング
東京都千代田区神田松永町16
横川ビル401
TEL:03-3255-8787
FAX:03-3255-8789
AM9:30〜PM6:30
定休日: 水曜日

みなさんこんにちは。
営業の鈴木です。
本日からGWということもあり最大10連休とられる方も多いのではないでしょうか?
遊びに行かれる方は気を付けていってらっしゃいませ♪
話はすごい変わりますが、不動産において販売されてるチラシやSUUMOなどにかかれている項目で、用途地域という項目があります。
用途地域とはなにかご説明できればと思います。
「用途地域」とは「計画的な市街地を形成するために、用途に応じて13地域に分けられたエリア」のことです。建てられる建物等の
種類や大きさなどが制限されているので、結果として地域毎に住み心地や暮らしが異なります。
では、なぜ13地域に分けられているのでしょう。例えば住宅の隣に大きな商業施設や工場、学校や公園がごちゃごちゃと建っている
と、日当たりや騒音、公害などで住みにくい環境になってしまいます。一方の工場にとっても、例えば大型トラックが通りにくいとか
渋滞が発生しやすいなどで、効率が悪い環境になることが考えられます。そうなると住んでくれる人も、そこで工場を建てたいと考え
る企業もどんどん減ってしまいます。
そこで国は都市の健全な発展を目的に「都市計画法」を定め、この法律に基づいて都道府県知事が「都市計画」を立てています。具体
的には地域を下記の3つに分けます。
都市計画区域とそれ以外の区域
(1)都市計画区域_計画的に街づくりを進めるエリア
(2)都市計画区域外_人があまりいない地域なのでとりあえず市街地化計画をしないエリア
(3)準都市計画区域_人があまりいないけれど重要なので制限を設けておこうというエリア
さらに上記(1)「都市計画区域」と定められたエリアを、下記の3つに分けます。
都市計画区域内の区分
(A)市街化区域_既に市街地を形成している区域や、今後優先して計画的に市街地化を図るべきエリア
(B)市街化調整区域_農地や森林などを守ることに重点を置くエリア
(C)非線引区域_計画的に街づくりをする予定だが、とりあえずは現状のままにしておくエリア
さらにさらに、(A)市街化区域を「景観を守る」や「防火対策」など用途や目的等に応じて21地域の「地域地区」に分割します。
このときの21地域の中の1つに「用途地域」があります。
用途地域は現在13地域あります。現在、というのはおおむね5年に一度見直しができるためです。用途地域の種類が増減することはほ
とんどないのですが、2019年4月から「田園住居地域」という用途地域が追加され、13地域になりました。
田園住居地域が追加された理由は、今後都市部の農地が一気に住宅地化する可能性が高くなったからです。これまで都市部で農地を営
む場合、固定資産税などが一般農地同様に低い税率に抑えられてきました。その代わりに30年間の営農義務が課せられていたのです
が、2022年にその期限が切れるのです。そのため農地が一気に宅地に変わる可能性が高いというわけです。
宅地が一気に増えてしまうと街の緑が減って住宅が増え、自然環境など計画的な街づくりや周辺の土地価格にも影響します。
そのため農地と市街地の共存を図る目的で田園住居地域が追加されたのです。
こんなに長く説明してて自分でも意味が分からなくなってきました。。。
簡潔にいうと、用途地域とは「その地域にどんな建物が建てられるかを、行政が定めた都市計画」にことになります。
最初からそう書けよ。。。って思った皆さん!長々とここまで読んでいただきありがとうございました!
(大変申し訳ありませんでした。。。)
それでは引き続き秋葉原にある【虹プランニング】をよろしくお願いします。
会員
運営
株式会社 虹プランニング
東京都千代田区神田松永町16
横川ビル401
TEL:03-3255-8787
FAX:03-3255-8789
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